国吉田の家
外構工事のプロセスをご紹介します。
このケースのように外構だけのデザインをご用命いただくケースもあります。既存の建物は私自身の設計ではありませんので、外構のデザインはオーナーの趣味に近いものになるのかと言えば、そうばかりではありません。
オーナーは通りからの視線を気になさっていました。しかし全てを囲ってしまっては閉塞感があり、通風などの問題も出てきます。当初目隠し壁を立たせる形をご希望されましたが、私はRのコンクリート壁とガラスブロックのR壁、それに水平のコンクリート壁を重ねる事で空間を単調にすることなく通風とプライバシーの確保を提案させていただきました。
大きな紅葉の木が庭としての表情を豊かにしています。夜のライトアップされた様子などもCGに起こし、確認作業を経て実施施工となります。